三条凧合戦のルール
事前に参加する凧組を抽選で紅白の二つに分けます。
審判エリアを挟んで紅白それぞれの合戦場から凧を揚げ、糸を絡ませます。
糸が絡んだことを確認して、合戦成立のコールを審判長が行います。
合戦は必ず1対1で成立します。(3本以上の糸が絡んだ場合は認められません。)
また、合戦場の陣地が同じ紅同士または白同士の糸が絡んだ場合も合戦は成立しません。
合戦成立後、引き合いが始まります。合戦の勝敗は下記の通りに決定します。
2日間の合計点数で順位が決定します。
風向きにより有利・不利があるため、紅白それぞれの1位を優勝とします。
優勝した2組の内、点数の多い方に総合優勝の白龍旗、もう一方に組優勝の紅虎旗が授与されます。
三条凧合戦の見どころ
三条凧合戦の見どころは"揚げ師の技術"と"激しい空中戦"です。
揚げ師は六角巻凧を上下左右へ巧みに操作します。
上空に複数揚がっている凧の中から狙いを定めて、相手の揚げ師との阿吽の呼吸で凧を一回転させて糸を絡ませます。
勝敗は空中戦で決定します。
ここぞというタイミングで糸を引っ張り、直径4mm程度の加工していない麻糸を切断します。
どちらかの凧が落下した時点で勝敗が決定するため、綱引き状態にはなりません。
世界でも類を見ない凧合戦をどうぞお楽しみください。