三条凧合戦いかがっせんのルール

三条凧合戦いかがっせんのルール

事前に参加する凧組を抽選で紅白の二つに分けます。
審判エリアを挟んで紅白それぞれの合戦場からいかを揚げ、糸を絡ませます。

※ 各合戦場は紅白どちらかの陣地となる。

糸が絡んだことを確認して、合戦成立のコールを審判長が行います。
合戦は必ず1対1で成立します。(3本以上の糸が絡んだ場合は認められません。)
また、合戦場の陣地が同じ紅同士または白同士の糸が絡んだ場合も合戦は成立しません。
合戦成立後、引き合いが始まります。合戦の勝敗は下記の通りに決定します。

  • 【1点獲得】 相手のいかを落下させる

  • 【3点獲得】 相手の糸を切断する

  • 【5点獲得】 相手の糸を上空高く切断する

2日間の合計点数で順位が決定します。
風向きにより有利・不利があるため、紅白それぞれの1位を優勝とします。
優勝した2組の内、点数の多い方に総合優勝の白龍旗、もう一方に組優勝の紅虎旗が授与されます。

三条凧合戦いかがっせんの見どころ

三条凧合戦いかがっせんの見どころは"揚げ師の技術"と"激しい空中戦"です。
揚げ師は六角巻いかを上下左右へ巧みに操作します。
上空に複数揚がっているいかの中から狙いを定めて、相手の揚げ師との阿吽の呼吸でいかを一回転させて糸を絡ませます。
勝敗は空中戦で決定します。
ここぞというタイミングで糸を引っ張り、直径4mm程度の加工していない麻糸を切断します。
どちらかのいかが落下した時点で勝敗が決定するため、綱引き状態にはなりません。
世界でも類を見ない凧合戦いかがっせんをどうぞお楽しみください。